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源氏物語 第二十二帖 玉鬘

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源氏物語 第二十二帖 玉鬘

Written by: 紫式部, 与謝野 晶子
Narrated by: 岡崎 弥保
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「プレバト!!」で大人気の俳人 夏井いつき先生 推薦

『源氏物語』全五十四帖 与謝野晶子による現代語訳をすべて朗読し、
オーディオ化しました。

近代で最初に『源氏物語』を訳した与謝野晶子は、それぞれの帖の冒頭に、その 帖の内容をふまえた歌を一首詠んでいます。その晶子の歌もすべて収録しています。

源氏物語のあらすじ&ブログ
https://ohimikazako.wixsite.com/kotonoha/blank-10

第二十二帖 玉鬘 たまかずら
光源氏 三五歳
主な登場人物 玉鬘

火のくににおひいでたれば言ふことの
皆恥づかしく頬(ほ)のそまるかな

年月がたっても光源氏は亡き夕顔(ゆうがお)を忘れられずにいた。夕顔に仕えていた右近(うこん)は、いまや紫の上の侍女となっていた。
夕顔の娘玉鬘(たまかずら)は乳母の夫小弐(しょうに)の任地である筑紫に下っていた。任期が終わり小弐は都に帰ろうとするが病で亡くなる。肥後の豪族大夫の監(たゆうのげん)の強引な玉鬘への求婚を振り切って、小弐の長男豊後介(ぶんごのすけ)は、玉鬘を京へ連れてゆく。そして長谷詣での途中に偶然にも右近とめぐりあう。
右近から玉鬘のことを聞いた源氏は、喜んで玉鬘を六条院に迎え入れ、親として玉鬘の世話をする。
年の暮、源氏は紫の上とともに女性たちの新年の衣装を用意した。それぞれの容貌・性質にふさわしいものを源氏は細やかに選んで贈るのだった。©2022 PanRolling
Classics

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