今回のは、入山章栄先生の著書『世界標準の経営理論』をもとに、「リソースベースドビュー(RBV)」という経営理論について深掘りしました。RBVの基本概念である「有形資源」「無形資源」「人的資源」の3つのリソースの分類や、リソースの価値を評価するための「VRIOフレームワーク」について解説。そして、RBVの課題や限界に触れつつ、競争優位性を作るための「アクティビティシステム」の重要性を具体例を交えてお話ししています。
エピソード内では、マクドナルドやZOZOTOWNの成功事例に加えて、格安航空会社(LCC)がどのように運用効率を高め、競争優位性を築いているかについても解説。コスト削減を徹底するLCCの取り組みは、アクティビティシステムを活用した戦略の好例です。
タイムスタンプ
- 00:00 はじめに:タイミーを活用した採用の成功事例と、新しいツールを試す重要性について。
- 01:08 『世界標準の経営理論』の解説スタート。「リソースベースドビュー(RBV)」とは何か。
- 02:13 RBVにおける「有形資源」「無形資源」「人的資源」の3つのリソースの説明。
- 03:18 「VRIOフレームワーク」の概要:価値、希少性、模倣困難性、組織。
- 04:21 RBVを活用した競争優位性の具体例(マクドナルドの事例)。
- 05:27 RBVの限界と課題について:当たり前のことの指摘に留まる問題や具体性の欠如。
- 08:44 RBVを補完する「アクティビティシステム」の紹介と具体例(ZOZOTOWNの事例)。
- 11:57 「アクティビティシステム」の応用事例:LCC(格安航空会社)の競争優位性。
- 14:05 エピソードのまとめ:RBVやアクティビティシステムを活用した競争優位性構築への考察と実践的な視点。